スタッフガイド8/16

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--安全・衛生--

【ヒヤリ・ハット事例】(事例出典元 : 厚生労働省 「職場のあんぜんサイト」)

  • ①キャビネットに並べてある資料をとろうとしたところ 転落しそうになった 転倒
    業種
    小売業
    作業の種類
    事務作業
    状況
    事務所において、高さ2.5mほどのキャビネットに並べてある資料をとろうと、キャスター付の椅子の上に乗ったところ、椅子が動いてバランスを崩し、転落しそうになった。
    原因
    手が届かない高さのキャビネットから資料をとる際、キャスター付の椅子を踏み台代わりに使用したこと。

    対策キャビネットの高い位置にある資料・書籍等をとろうとするときは、椅子を踏み台代わりに使用せず、踏み台、又は開き止め金具をしっかり架けた脚立等を使用すること。また、キャビネットは壁にしっかり固定すること。

  • ②業務用ピーラー(皮むき)で 指先を切ってしまいそうになった 刃物
    業種
    飲食店 食品工場
    作業の種類
    調理・野菜の皮むき
    状況
    右手でピーラーをもち、左手でもった人参の皮をむきながら、話しかけられた方を振り返り、指先を切ってしまいそうになった。
    原因
    周囲に気をとられ、刃物に対する感度、意識が低かったこと。

    対策刃物を使用する作業の際、複数の事を同時にしようとせず、刃物を使用する作業を中断すること。

  • ③被介助者を 「車いす」 へ移乗しようとした際 腰を痛めた 姿勢
    業種
    社会福祉施設
    作業の種類
    介護・移乗
    状況
    入居者の個室にて、入居者を車いすからベッドに移乗させるため、一人の介護職員が入居者の両足を持ち上げ、もう一人の介護職員が入居者の脇を抱えようとしたところ、不自然な動作で入居者を持ち上げようとしたため、両足を持ち上げた介護職員が腰を痛めた。
    原因
    被介助者に十分身体を近づけず、不自然な姿勢で介護作業を開始したこと。

    対策車椅子からベッドまでの移乗の際は、車椅子と介護ベッドの高さを合わせ、被介助者をできるだけ持ち上げず、横に滑らせること。

  • ④商品を積載したパレット台車の車輪に足を挟まれそうになった 車輪
    業種
    陸上貨物取扱業
    作業の種類
    商品の仕分け
    状況
    配送センターにて発送する商品の仕分け作業中、商品を積載したパレット台車の方向を転換しようとしたところ、旋回した車輪に足を挟まれそうになった。
    原因
    パレット台車の旋回する車輪に十分な注意を払わなかったこと。

    対策パレット台車の移動の際は、できるだけ安全靴を使用すること。また、方向を転換する際は、身体の正面と台車の中心がズレた状態で、パレット台車を動かさないこと。重い物はスピードが後から乗るのでゆっくり運ぶこと。

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